ステップ８ メンターを得る
もし、現在の私が時空を越えて
学生のころの私にメンタリングすることができたら・・・
私の人生はどれだけ加速するでしょうか？
「今知っていることを、もっと早く知っていたら・・・」と
思ったことがありませんか？
すでに経験し結果を出して来た人物をメンターとして学ぶと
成功曲線のカーブは急激に上昇します。
それがメンターを持つ効果です。
私には、複数のメンターがいます。
もっとも影響を受けたのは、
上海にいる間に直接会った世界的なメンター達です。
上海に通い移住した３年間で、
“世界的な権威”とも呼ばれるめったに会えない人物達に
幸運にも直接会う事ができました。
さらには、そのような”世界的な権威”に
個人的にも会話をする機会を得たお陰で、
どのようにしてメンターを得るべきか、
どのようにしたら効果的に
メンターから学ぶことができるかを知りました。
その方法を
経済的時間的「自由」を実現することにフォーカスして
紹介したいと思います。
経済的時間的「自由」を得るためには
次のような分野のメンターが必要です。
・実現したいことを実際に行なっている人
・経済的時間的「自由」を既に得ている人
・ビジョンの伝え方やリーダーシップに長けている人
・マーケティングに長けている人
・実現したいことを実際に行なっている人
あなたが人生において実現したいことを
実際に実現している人は誰か？
社会貢献の分野なのか芸術の分野なのか精神的な分野なのか・・・
あなたが経済的時間的な「自由」を得ても
取り組みたいと思っていることを
実際に行なっている人物は誰かを明確にする。
そしてあなたが本当に実現したいことにその学びを生かす。
ただし、この内容を取り組んでいるだけでは
経済的時間的「自由」を実現する方向へは
繋がらない場合が殆どなのです。
よって、別の分野のメンターも必要になります。
・経済的時間的「自由」を既に得ている人
すでに「自由」なライフスタイルを生きている人物からも
具体的な方法を真似て、
自分のライフスタイルに取り入れて行く。
その中には、支出を減らすことやモノを減らす事、
遠隔で仕事をする仕組みづくりなどを
具体的に学ぶ必要になります。
そこには、単なるビジネスの成功とは方向性が異なる
思考方法が必要です。
そしてさらに、ビジネスを自分が居なくても動くシステム、
さらには、自分が居なくても発展して行く
チームや組織を創る必要性が生まれます。
すると、ビジョンやリーダーシップについて
学べるメンターも必要になります。
・ビジョンの伝え方やリーダーシップに長けている人
あなたが経済的「自由」を得る場合、
必ずリーダーシップを発揮することが求められます。
なぜなら、
あなたが直接に労働する時間が価値を生むのではなく、
あなたが創造したシステムが
価値を生み続けるようにすることによって
経済的な「自由」は得られるからです。
そのシステムを創り上げる時に、
必ずリーダーシップを発揮する必要があります。
リーダーシップの権威のジョン・C・マクスウェルは、
「あなたの成功のレベルは、
あなたのリーダーシップのレベルを越えることはない。」と
言いましたが、
どんな分野でも結果を出してしる人物は
リーダーシップを発揮しています。
このリーダーシップを理解する時、
実際の人を通じて学ぶ方が効果的です。
だからこそリーダーシップについて学べる
メンターを持つことはとても重要です。
最後に、私にとって
スピリチャルな面のメンターとも思える人物が教えてくれた、
もっとも意外だったアドバイスを紹介します。
その人物とは、
「絶対に諦めない」というメッセージを
世界中に伝えているニック・ブイチッチです。
彼に上海で直接会った時にもらった
もっとも意外だったアドバイスを紹介します。
彼は、生まれた時から両手両足がなく、
それでも「絶対に諦めない」と積極的に生き、
人生の意義や目的や真実を悟り、
より多くの人達にそのメッセージを伝えている人物です。
その彼から、
「一番大切なことは、○○だよ！」と教えられたのです。
おの答えとは・・・
私が想像していたのとは、
まったく予想外の答えでした。
スピリチャルなメンターとも思えた
彼が言った答えとは
なんと！
「マーケティング」だったのです。
つまり、どんなに良い事を世の中に広めようとしても、
そこにマーケティングの手法を取り入れない限り、
広まらないということです。
だからこそ、マーケティングに関するメンターが必要です。
・マーケティングに長けている人
特にダイレクト・レスポンス・マーケティングの手法を
教えてくれるマーケッターから学ぶ。
私も、過去にビジネス面で悩んだ時、
その状況を劇的に変えてくれたのは
マーケティングの戦略でした。
また、世の中で悩んでいる人の悩みの多くも、
マーケティング面からの手法で
経済的な状況が改善できれば解決できると思います。
特に、経済的時間的「自由」を得るには、
マーケティングを学ばなければなりません。
実際にマーケティングに長けている人物は、
経済的にも時間的にも場所的にも
「自由」を得ていることが多いです。
これらの要素を全て兼ね備えている人と言うのは少ないです。
だからこそ、
複数のメンターを持つことは意味があります。
では、
どうやってメンターを得たらよいのでしょうか？
直接会う方法もありますが、
もっと手軽な方法を紹介します。
それは、メンターにしたいと思える人物を決めたら、
その人物に関する手に入る情報を全てリサーチすることです。
昔なら本が最も良いのですが、
最近はセルフメディアも発達しているので、
メルマガやブログであったり、Facebookであったり、
動画であったり、
かなり価値のある情報を無料で手に入れることができます。
もちろん、いろいろ学んだ上で本人に会いに行くのも
意味があります。
私は、“世界的な権威”と呼ばれる人物とも
直接に会った時に感じた最も価値のある学びとは、
本を読んでいるだけでは雲の上の人に思えた人物も
自分と同じ１人の人間であり、
１日は平等に２４時間しかない中で、
等身大の生身の人間としての生き方を
直接に感じることができたことだと思っています。
また、会話のやりとりから感じられるニュアンスで、
本を読むだけではわからない感覚を体感することができました。
さらに不思議なことに数回会っていると
著書を読んでいてもその人物の声が聞こえてくるように
感じることです。
どのように話しているかが想像できるのです。
時に、「メンターならばどのように考えるだろうか？」と
仮想的に質問のやりとりまで出来るようになってきます。
また一方では、
体系的に学ぶのであれば体系的にまとめられた著書から学ぶのが
一番情報量が多いとも感じました。
なので、かりに直接会う事ができなくても、
その人物のセルフメディアからライフスタイルを感じとりながら
著書を繰り返し、繰り返し読み実践することにより、
メンターを得ることは出来るのです。
次に重要なことは、
メンタリングを受ける姿勢です。
メンタリングを受ける場合、
達成する目標を事前に自分の中で
明確に設定しておくことです。
これは、「○○を○月○日までに○○する！」と言った、
目標設定ではなく、
次のような目標設定です。
・メンターとどのような関係になりたいのか？
・どのような感覚や感じ方を学びたいのか？
・何を教えてもらいたいのか？
これらのことを明確にして、
メンタリングしてもらうことが重要です。
また、自分自身の進歩状況は、
自分自身でチェックしておくことです。
最後に、
一番勘違いしてしまうことを書きます。
それは、
「メンターは救済者ではない！」ということです。
あなたの代わりに、
メンターがあなたの問題を解決してくれるのではないのです。
人生において
あなたの前に立ちふさがる問題や障害は、
あなたの人生に必要なので生じています。
だから、その問題や障害は、
あなた自身が解決し乗り越える必要があるのです。
その経験から学ぶことにより成長し、
あなたは「悩みを富を得る材料」に
変えることができるのです。
メンターに救済者になってもらおうとすると、
その問題や障害は繰り返し繰り返し生じます。
ところが不思議なことに、
自分で乗り越えると・・・
二度とその問題や障害は生じないのです。
そして、あなたが成長して行くと、
メンターから良い意味で卒業して行く時期も来ます。
そして、準備ができていると・・・
新たなるメンターとも出会います。
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