[実践編]1日目 『究極の夢』を明確にする! その2

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次に進む前に、参考になればと思い、
私の経験を紹介します。

以前、私は、毎日15個の目標を書いていました。

この方法は、ブライアン・トレーシーの本から学んだものです。

彼がこの方法を思いついた理由は、こうです。

「年に一度目標を書き、
 1年後に振り返ったら、
 かなりの目標が達成していた。

 ならば、毎日目標を書いたら、
 凄いことになるはずだ!」

そして、彼は、毎日10から15個の目標を書き始めました。
すると、すでに成功を得ていたのに、
さらに加速度的に人生が変わったと書いてあったのです。

それを知った私は、
「ならば、やってみよう!」と

2011年4月15日から1000日間続けると
スタートしました。

実際にやり始めたころ、
確かに人生が加速度的に変わって行きました。

ですが、200日以上続けた後から、
時々、目標が書けない日が出て来たのです。

それでも、400日以上続けました。

すると、さらに何も書けない日が増えました。

理由は、目標を書くのが辛くなって来たからです。

そのころ、必ず書いていた目標があります。

それは、
「2020年までに1万人の起業家育成!」でした。

これを最優先の目標と設定していました。

ですが、これを書くのが辛くなったのです。

この目標は、現在でも書いていますが、
その当時と今では、私の中での意味付けが変わっています。

これについては、後で紹介します。

なぜ、ここで目標を書く事が辛くなった経験を
紹介したかと言うと、

考えに考えた目標であっても、
自分で堅く決意した目標であっても、
その目標が辛く感じる時があるからです。

それは、次のような原因が考えられます。

明確にした夢や目標が辛く感じられる原因
・単なるビジネス上の業績の数字を
 大きくしただけの目標になっている
・周りの期待や役割からの論理的な根拠から
 考えた夢や目標になっている
・幼少の時に両親の刷り込みで
 持たされた夢や目標になっている
・大きな障害に出会い挫折しそうになっている
・過去の経験や直面している障害の
 ネガティブな意味付けがリンクしている
・規模が大きすぎて実感がわかない夢や目標になっている
・人に良く思われたいと聞こえの良い夢や目標になっている
・いくつかの夢や目標が達成されて
 元あった最大の夢の魅力が変化している

何か思い当たることはありませんでしょうか?

私は、いつも
「成功しなければならない!」と思っていました。

そして、その思いの元となっているものを探って行くと、
父親からの教育によるものだったと気がつきました。

また、ある時、ジョン・C・マクスウェルのセミナーに
参加している時、

「あなたの目標を一つだけ書いて下さい!」と言われ、
一つ書きました。

すると、ジョンは、
「それは、あなたの所有している目標ですか?」
質問してきたのです。

その意味するところは、借り物の目標でないかの確認です。

ジョンは、
メタファーを利用して次のようにも説明してくれました。

「人は、レンタカーを借りても、ワックスをかけないけど、
 自分の所有する車なら愛情をこめて大切にする。
 だから、あなたの目標も、あなたが所有することが必要だ!」

そのことを言われた時、私は、ハッ!としました。

なぜなら、私の目標の中には、
自分でも気がつかないうちに、
借り物の要素が入っていたからです。

亡き父からの期待であったり、
役職からの役割であったり、
どう思われたいかの意識であったり、
借り物とも言える要素が入っていることに
素直に気づきました。

今では、亡き父の思いも、
自分の思いとして所有する気持ちに至りましたが、
最初に気づいた時には、
自分の思いとして所有していなかったことに気づいたのです。

「あなたが、今、書いた夢には、
借り物の要素は入っていませんか?
または、辛く感じる要素は入っていませんか?」

もう一度、あなた自身との内なる対話をしてみて下さい。

では、さらに、すこし視点の変わる質問です。

「あなたの『究極の夢』はなんですか?」

この質問をすると、
急に、制限が外れた夢を語る方がいます。
『究極』という言葉を使うことによって、
過去の経験からくるネガティブな意味づけの制限や、
潜在的なセルフイメージが形作る心理的な枠を越えて、
「自由」に発想できるようになるからです。

「あなたの『究極の夢』はなんですか?」

実際に書いてみましょう。

私の『究極の夢』は、
です。

※書けたら次に進みましょう

書けましたね! 素晴しいです!
※自分を褒めましょう! これは重要です!

では、ここで、その前に書いた
目標と夢と書いてある内容を見比べてみて下さい。

全て同じ方向へ向かう内容が書かれていましたか?

求めているものに、一貫性はありましたか?

もし、全て違っているとしたら、それはなせですか?

もし、違っているとしたら、
ここにあなたの中の行きたい方向性(ベクトル)が
バラバラになっていることを発見できると思います。

もし、ベクトルがバラバラであれば、
それらの力が釣り合った場所までは動きますが、
力のバランスが取れた所で止まります。

そうすると、いろいろ望んでいるのに、
どれも思うようにならない状況にあるはずです。

その状況を抜け出すには、
自分の進むべき方向をどれかに絞り、
他の方向に引っ張られる力を“切る”必要があります。

一つにフォーカスすることです。

素晴しい結果を出す秘密に“フォーカス”があります。
このことについては、後ほど紹介します。

もし、あなたが、先ほど書いた目標も、
夢も、『究極の夢』も一貫性があり、
進む方向性が明確にフォーカスされているのであれば、
第二日目のワークに進んで下さい。

それに対して、
少しでも、自分の望んでいることが、
一貫性が無いと感じたら、
それは、あなたの中に「中心」
または、「軸」が定まっていないからかもしれません。

それを発見することは重要です。

例えるなら、
「人生の羅針盤」を見つけたことを意味するからです。

もし、進む方向性に一貫性がないまま、
次のステップに進んでも、
あとで、
「思うようにならない!」と悩む日々に行き着きます。

なぜなら、あなたが本当に行きたい所でない方向へ、
顕在意識でコントロールして進もうとしてしまうからです。

その場合は、丸一日をかけて、
もう一度、あなたが人生において何を実現したいのか
明確にする時間を確保してみて下さい。

遠回りのようですが、これが近道です。

では、もう一度、白紙の状態から、
あなたが、あなたの人生において、
本当に望んでいる事は何か?

人生で達成したいことは何か? 

あなたの人生の目的や意義はなにか? 
再度、探ってみましょう。

普段から目標設定を明確にしている方でも、
年に2回ぐらいは、白紙の状態から再設定することによって、
人生に活気が出て来て、
生きるエネルギーが倍増するはずです。

それでは、次のワークを丸一日かけて実践してみて下さい。

第1日目のワーク
・非日常の氣の良い空間に行く、そしてリラックス!
・大好きな本を読む、
 または、大好きな曲を聴き、発想を刺激する!
・欲しい結果を大量に書き出してみる!(101個以上)
・大量に書いた欲しい結果を眺め、
 共通する方向性を発見する!
・その中で、優先順位の高いものを選ぶ!
・自分の『究極の夢』を短く明確に書く!
・自分の理想の未来像をキャッチコピーに
 できるくらい短く明確に書く!
・その未来像を「私は、○○です。」と
 セルフイメージをつくる!

 

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