[実践編]１７日目
既存の枠から出ると決意する！
今日、この世を去るとしたら、後悔する事は何か？
すでに、
質問がフォーカスを決めることについては、
簡単に紹介しました。
より良い質問をすることにより、
頭の中の思考のフォーカスが定まり、
成功者が繰り返している質問を、
あなたも繰り返すと、
あなたの頭のなかも
成功者が常に考えている思考と同じになります。
あのアップルを創業したスティーブ・ジョブズの
『伝説』のスピーチをご覧になったことはありますか？
私は、何度も見ました。
そして、見るたびに刺激を受けました。
特に、彼が「死」について語った内容が
とても印象に残っています。
彼は、１７才の時、次の言葉に出会いました。
「毎日、これが人生最後の日と思って生きなさい。
やがて必ず、その通りになる日がくるから！」
彼は、その言葉に出会ってから３３年間、
毎朝、鏡を見て、自分に次の質問をして来たのです。
「もし、今日が自分の人生の最後の日だとしたら、
今日やろうとしていることを、私は本当にやりたいだろうか？
その答えが『NO!』である日が続くなら、
何かを変える必要があると知る事ができる。」と・・・
これは、あのスティーブ・ジョブズが繰り返した、
最も重要な質問とも言えます。
彼の思考方法を決める原点だと。
彼は、毎朝、その質問を繰り返して、
自分の生き方の判断の基準にしてきたのです。
では、この質問をあなたも、繰り返したら、
あなたは、今日やろうとしていることを続けますか？
それとも、何かを変えますか？
同じことを繰り返していれば、
同じ結果が出ます。
ここまで、あなたは、
ご自分のライフスタイルを変えて来たはずです。
少しずつ変化してきたかもしれません。
ですが、
人生が変わる時、大きくシフトする瞬間が必要です。
例えるなら、
平行して走っている列車があり、
隣りの列車に飛び移る瞬間です。
すると、暫く平行して走っていますが、
行き先が全く分かれて行きます。
それが人生を変える瞬間です。
その飛び移る瞬間に、
変化に対する恐怖や不安が伴います。
未知なる領域に飛び移るからです。
良く知っている既存の枠内から飛び出るからです。
その恐怖感や不安感は良くわかります。
私も繰り返し経験してきました。
私の場合、その枠から飛び出る大きな経験が
人生の中で数回ありました。
特に大きく変わった瞬間は、
４年前に、シンガポールで行われた
アンソニー・ロビンズのセミナーに参加した時です。
その時、最も大きな決断は、
仕事が忙しい時期に数日間職場を離れることでした。
その当時、私は、
朝は誰よりも早く職場に行き、
トイレ掃除をし、夜は全ての人が返ってから帰り、
土日も仕事をするべきだ！と考えていました。
休み無しで仕事をすることにより、
厳しい状況は改善されると信じていました。
そのように考えている私にとって、
忙しい時期に、職場を離れることは
不可能なことだと思ったのです。
それも海外に行くなんて、
以ての外だと。
その既存に枠を、
初めて越えた瞬間です。
そして、私は、知りました。
「私がいなくても、職場は回るのだ。」と
いう気づきです。
私がいないと、職場は回らないと思っていたのは、
「私は、職場にとって、絶対に必要な人物である！」と
思いたい、
私の単なるエゴでした。
その発見から、１年後に、私はある決心をしました。
「私が居なくても、回る仕組みを創ろう！」と。
そして、このまま死ぬとしたら、
後悔することに挑戦しようと思ったのです。
それは、海外への移住でした。
そして、私は家族と犬猫２匹のペットを連れて、
上海に移住したのです。
これが、さらに大きく人生をシフトした瞬間です。
確実に、違うレールを走る列車に飛び移った瞬間でした。
この大きな決断により、
私の人生は急激に変わって行きました。
私は、この大きな決断をする時、
その決断について相談した人物がいます。
その人物とは、架空の人物です。
それはある意味、
自己との対話でもありました。
その人物とは、
最高に理想の人生を送り、
この世を去った自分自身だったのです。
その理想の自分自身が、今の自分に何と言うか？
想像上で対話をし、アドバイスを貰いました。
すると、理想の生き方をしてこの世を去った
未来の私自身は言いました。
「あとで後悔しないように挑戦しろ！」と・・・
あなたは、今日、既存の枠を越えて、
何かに挑戦するとしたら、
何を実行すると決断しますか？
それは、物語のように
「人生を変える場所『未来BAR』に行く！」と
決めることかもしれません。
あなたにとって、それは何ですか？
私の周りで、急激に人生を変えた方がいます。
その人達に共通するある体験があります。
それは、『究極の夢』が実現した時にしているであろう
ライフスタイルの空間を夢が実現する前に、
リアルに体験してしまうことです。
この体験から、
『究極の夢』が実現するのに必要な
アイデアや人脈にリアルに繋がって、
実現へと物事が加速して行く様子を見てきました。
つまり、想像上のイメージではなく、
リアルにその空間を体験してしまうことが、
確実にセルフイメージを上げ、
不思議な引き寄せまで起しているように感じます。
分かりやすく例えるなら・・・
憧れの車に試乗すると、
購入した時のイメージがリアルにイメージでき、
実際に購入する確率が高まるように、
憧れの車に乗っている未来は
確実に近づきます。
また、逆も言えます。
体験してみて、
自分が求めているものが違うと感じたら、
本当に求めているものが他にあると、
知る事ができます。
では、今日から、
既存の枠から出ると決意をし、
実際に行動を開始しましょう！
そして、実際に体験してみましょう！
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