ステップ3 経済的時間的「自由」を得る方向へ努力を変える!

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ステップ3 経済的時間的「自由」を得る方向へ努力を変える

多くの人は、
経済的時間的「自由」を得るには、ビジネスを拡大成功させ
収入を増やせばその先に到達すると考えていると思います。

ところが、その発想では、経済的時間的「自由」を実現することは
できないのです。

なぜでしょうか?

では、イメージしてみて下さい。
あなたの収入が2倍、3倍になったところを・・・

収入が2倍、3倍になったら、
経済的に「自由」になるようなイメージが
あるかもしれません。

ところが、実際に収入が2倍、3倍になったら
多くの人は支出も2倍、3倍になってしまうのです。

実際に、月収が100万円以上ある人物が
破産した話しを聞いたことがあります。

なぜなら、その人物は月収が300万円以上になった時、
生活のレベルを月収300万円以上のライフスタイルに
合わせてしまったのです。

そして、経済的な状況の変化で収入が急に減った時に、
収入より支出が遥かに上回ってしまい破産してしまったのです。

破産しないまでも、
人が羨むような収入があるのに、
収支がかろうじてとんとんであると言う場合があります。

この状態は意識して変えようとしない限り変わらないのです。
その具体的な方法は、後のステップで紹介します。

時間的な「自由」を得る方法も、
収入が増えれば「自由」になると思っている人が多いのですが、
実際は違うのです。

以前、私より遥かに年収がある方から、
私のように、

「時間と場所に制限されないライフスタイルを
 どうしたら実現できるのか?」

相談されたことがあります。

つまり、ビジネスの成功と収入の増加によって、
「自由」になるのではないのです。
「自由」を得るためには、その方向へ進路を変える必要があるのです。

違う方向へ向かっているのに、
いくら努力量を増やしても行き着かないのです。

では、具体的にどうしたらよいでしょうか?

起業して成功したビジネスオーナーを例にして、
少し、簡単に紹介します。

多くの成功した起業家達は、
自分の力でビジネスを作り上げて来たと感じています。

ですので、全ての判断を自分が行なっているケースが殆どです。

私も過去に経験しましたが、
このままでは、ビジネスの発展にも限界が出て来ます。

なぜなら、自分がボトルネックになっていることを気づかないからです。

組織全体の仕事の進行するスピードが、
自分が処理する仕事のスピードで決まってしまう状態です。

つまり、あなたが24時間寝ないで仕事を処理しているのに、
周りのスタッフはゆっくりと仕事をしているように感じるのは、
あなたがボトルネック(流れが一番細い部分のスピードで決まる。)に
なっているからなのです。

その場合、あなたの仕事を委任して行き、
あなたの体を空ける必要があります。

この時、多くの起業家達は自分の重要感が失われるような不安感が伴います。
そして、意識の中で目指すべき方向性の大きな違いに直面するはずです。

その状態を越えると、時間的に「自由」を得ることができます。

では、その「自由」な時間で何をするのでしょうか?

多くの起業家は、
その「自由」になった時間でさらに生産的なことを始めます。

外から見ているとどちらも忙しく働いているように見えるので
差がないのですが・・・

本人の感覚の中では、
時間的な「自由」を得たと満足感を得る事ができます。

この状態は、ハードに仕事しているのに楽しい感覚です。

そして、本人は、時間的な「自由」を味わっています。

きっと、あなたも、この感覚が理解できるようになるはずです。

重要なので繰り返します。

今までのやり方でさらに努力するのではなく、
経済的時間的に「自由」を得る方向へ努力する方向性を変えないかぎり
いつまでたっても、「自由」は実現しないのです。

もしあなたが、経済的時間的に「自由」を実現したいのであれば、
あなたのフォーカスをその方向へ変えなければなりません。

もしあなたが、すでに事業を起こし、
人を雇っている状態で、
「自分の『自由』な時間が無い!」と嘆いているとしたら・・・

もし、あなたが、
タイムウォッチで時間を計り、
8分ごとに、

「社長! 電話です。」
「社長! ちょっといいですか?」
「社長! 問題が起きました。」・・・

と生産的な思考が中断されるとしてら・・・

あなたは、その状態を変える必要があります。

なぜなら、その状態では、
あなたはスタッフが来る前の早朝か、
スタッフが帰った後の夜遅くしか
生産的な時間を確保できないからです。

この状況のままでは、
戦略的な活動がとれず、
あなたのビジネスは行き詰まります

あなたは、本来すべき事ではない仕事に
振り回されてしまいます。

実は、以前の私もこの状態にありました。

そして、その状態の中でストレスを感じ、

「なんとかしたい!」と悩んでいたのですが、
不思議なことに、一方では、
その状態が居心地が良かったのです。

なぜなら、自己重要感を満たしてくれるからです。

「自分がいなければこの組織は成り立たない!」と
思えたからです。

最悪なのは、この状態だと、
自分より優秀な人をチームに入れることができません。

自己重要感が失われることを恐れるので、
自分より優秀な「スター」をチームに入れることが出来ないのです。

「私がいなければ!」
「私が一番頑張らなければ!」と思う心理は、

実は、自己重要感を満たしたい「エゴ」から来ているのです。

すると、あなたは、もの凄い多忙であるのに、
チームの発展はあるレベルで行き詰まるのです。

私は、このことに気づき、
自分の取り組んでいた仕事を委任して行き、

自分が本当に取り組みたい事、
自分の得意なことや才能がある事、
自分しか出来ない事に取り組めるように
時間を管理して行きました。

私の場合、この時活用したのは、
マーケティングのカリスマ
ダン・ケネディが書いた一冊の本でした。

「屁理屈無し 社長のための時間の使い方」

この本に書いてあることを実践したのです。

行方をくらます!
時限爆弾を仕掛ける!・・・

などの方法を実際に試してみたのです。

今でも、時々、
この本を購入すると手に入るオーディオ版をダウンロードし、
その音声を移動中に繰り返して聞いています。

マーケティング的に、
ビジネスを次のステップにレベルアップする時にも効果的です。

先日もある社長から、相談されこの本を薦めました。

私が直接に紹介して、
実際にこの本の内容を実践し、担当している役職を委任し、
もっと戦略的に活動できる立場にシフトしたビジネスオーナー達だけでも、
すでに、3名は確実にいます。

一人は、北海道の介護関係のビジネスをされている女性でしたが、
紹介して、1ヶ月で会社の組織を変え、
自分が本来やるべき生産的な活動に集中する「自由」を得ています。

その女性は、すでにビジネス的にも発展し拡大していましたが、
委任して、時間的「自由」を得ることにより、
さらなる上のレベルにシフトすることができています。

そうなのです。

一生懸命に働き、ビジネスが発展し収入が増えた先に
経済的時間的「自由」があるのではないのです。

最後に、重要なのでもう一度繰り返します。

今までのやり方でさらに努力するのではなく、
経済的時間的に「自由」を得る方向へ努力する方向性を変えないかぎり
いつまでたっても、「自由」は実現しないのです。

※写真は、先日の上海での写真ですが、時間的に「自由」を得ると、
 10年、20年先のヴィジョンを描き活動することが可能になってきます。
 そして、そのチームも生まれてきます。

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